ヨーロッパから学ぶ事は非常に多い。
イタリアの高校生にとったアンケート資料によれば、
「父親を尊敬している」・・・94%
「父親の職業を継ぎたいと思っている」・・・86%
「卒業したら父親の職を継ぐ」・・・72%
と驚くような結果でした。
現在の日本ではとても考えられない数字ですが、何故このような統計結果がでるのか?
思えば戦前の日本もそうであったのではないだろうか?
例えば、戦後間もない頃の学校の先生と聞くと「お会いしたことは無いがきっと立派な人なのだろう」と思われていたが、現在ではあまり良い風には言われないし、経営者、警察官や政治家としてもおなじような答えだと思います。
戦後、日本のアメリカナイズが進むにつれて、かつて日本にもあった
「学校の先生や父親を尊敬する」「社会人としての責任を全うする」「自分の役割にプライドを持つ」
といったことが無くなってきているように思えます。
確かに高度経済成長期を経て効率的な社会制度や組織が確立されてきているが、我々日本人は大切なものを忘れているのではないだろうか?
比べてヨーロッパでは父親がプライドを持って働いている姿を子供が見てきているからこういった統計結果がでるのでしょう。
残念な話ですが、日本は今 個人商店もどんどん無くなり、現在では会社や組織に属するだけで『責任の無い自由』を主張する人達も増えており、お客様の顔を見ながら物作りに励む人は逆に非常に少なくなってきております。
そんな社会・大人に育てられた新世代の子たちはそのような精神で育ってきており、戦前の国民性を知る人から見ると非常に嘆かわしいことです。
逆にヨーロッパの国々では先人の残した叡智、歴史や文化、伝統を大切に守る、街を潰すことなく味わい深い街並みを今も残している精神があり、母親から譲り受けた鞄や家具などをブランド物よりも大切にする心があります。
しかし本当は、これこそが日本の文化『温故知新の精神』だったはずです。今こそ街作りや伝統をヨーロッパに学び、責任ある中小企業経営者を排出するべき時だと考えます。
我々は飲食を通して地域に密着した中小企業を増やし、ヨーロッパのように、 そして昔の日本のように、子供に尊敬される父親を日本に増やしたいと考えています。